「根拠のない自信」=「自己肯定感」です。私がこの言葉を初めて知ったのは、下記URLの本でした。と言っても、前の前の版で文庫本タイプでした。その本によると、肯定的に話を聞いてあげると、相手の自己肯定感が高まると書いてありました。
ちょっと引用してみました。
ロジャーズら、人間性の心理学を唱えている心理学者たちは、人は自らの成長欲求
にもとづき、自己実現していくときに、もっとも人間らしく生きることができるとし
ています。そして、そのような自己実現欲求はだれもが本来もっているもので、条件
さえ整えば、自己成長していけるのです。
その条件としてもっとも大切なのが自己肯定感です。つまり、自分自身に対する自
信、あるいはもっと広く、欠点を含め自分を受け入れることです。
「まあ、欠点も多いけれど、頑張って生きていこう」といったトータルな肯定感です。
このような自己肯定感を支えているのは、安定した好意的人間関係です。批判や命令
ばかりでは、自己肯定感は得られません。支持され、肯定され、称賛されてはじめて、
自己肯定感が得られるのです。もちろん、これはカウンセリングにかぎりません。相
手の話を聞き、同意し、支持することが相手を成長させると同時に、二人の人間関係
をよくし、発展させるわけです。
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